いまの場所にいるのは、選んだから?
それとも、選べないから?
いきなりなんだけど、ひとつ想像してみてほしいの。
入ったレストランのメニューに、値段が書いてない。「おすすめです」って言われた料理が、800円なのか、8,000円なのか、わからない。
……注文、できる?
たぶん、固まるよね。ケチだからじゃなくて、高いのか安いのか、判断のしようがないから。
笑い話みたいだけど、実はこれ、いまのあなたに起きてることと、たぶん同じなの。
比べられないものは選べない
ちょっと考えてみてほしいんだけど、何かを「選ぶ」ときって、ぜんぶ比べてるんだよね。ランチどっちにするか、どの服買うか、歩いて帰るか電車にするか。
で、比べるには「ものさし」がいる。値段でも、味でも、ラクさでも、なんでもいいんだけど、なにかしらの基準。
これがないとどうなるかっていうと、「選べない」んじゃないの。
そもそも「選ぶ」っていう作業が始まらないの。
値段のないメニューで固まるのは、判断力がないからじゃなくて、判断の材料がないから。
比べられないものは選べない。今日はこれだけ覚えて帰ってほしい。
「転職すべきか」の、もっと前の話
先に言っとくけど、これ、ただ単に「転職すべき」っていう簡単な話じゃないからね。
それよりずっと手前に、ひとつだけ確認したいことがあるの。
いまの場所にいるのは、選んだから? それとも、選べないから?
ちゃんと考えた上で「いまの会社、悪くないな」って残るのは、立派な選択。むしろ最高の結果のひとつだと思う。考えた上で「変えよう」って動くのも、もちろん選択。
どっちも正解。正解じゃないのは、ひとつだけ。
選ばないまま、時間だけが過ぎてくこと。
3年後の、日曜の夜
ちょっとだけ痛いこと言うね。
決めないのって、ラクなんだよね。決めない限り、間違えることもないから。「いつか考えよう」のまま、今日も求人サイトを開いて、閉じて、寝られる。
でもさ、「いつか」って、放っておいても来ないんだよ。だから、このままだと——
そのまま3年たっても、たぶん同じ場所で、同じ日曜の夜をやってる。
怖いのは、それが「残るって選んだ結果」じゃないことなんだよね。気づいたら残ってただけ。
選んで残った3年と、気づいたら過ぎてた3年って、外から見たら同じでも、中身がぜんぜん違うんだよ。
じゃあ、何があれば「選べる」の?
じゃあ、何があれば「選べる」ようになるの?っていうと、必要なのは2つだけ。
1つ目は、
お金なのか、時間なのか、人なのか、成長なのか——自分が何をいちばん大事にしたいかっていう、
自分のものさし。
これがないと、いまの場所が良いのか悪いのか、判断のしようがない。
2つ目は、
いまの自分が外の世界でどう評価されるかっていう、
自分の値札。
これを知らないと、「ここにいる」が選択なのか、「ここしかない」っていう思い込みなのか、区別がつかない。
この2つが揃ってはじめて、残るか変えるかを「選べる」ようになる。
でね、この2つが見えてないときの状態って、それぞれ違うの。3つだけ質問に答えると、自分がどんなタイプか分かるから、試してみて。
質問 1 / 3
求人サイトで、応募したことはある?
質問 2 / 3
求人を見ているときの感覚、近いのはどっち?
質問 3 / 3
職務経歴書を書こうとして、手が止まったことは?
→ 自分のものさしの作り方(保存版)